03-f-04
[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)動物季題
[季題] 雲雀(ひばり)
[副題] 揚雲雀(あげひばり) 落雲雀(おちひばり)
雲雀野(ひばりの) 雲雀籠(ひばりかご)
雲雀笛(ひばりぶえ)
夕雲雀(ゆふひばり/ゆうひばり)
冬の間は枯葎などの雑木林や薮などにいるが春暖かくなると野に出てくる。
雲雀は留鳥で雀よりひと回り大きく茶色。
草原・河原・麦畑などに枯草や根で皿形の巣を作る。
巣から飛び立つときは鳴きながら真っ直ぐに舞い上がりついで急速に舞い降りてくる。
春の野に空高く朗らかに「ピーチュル」と囀る姿は昔から親しまれてきた。
雲雀の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)動物季題[季題] 雲雀(ひばり)[副題] 揚雲雀(あげひばり) 落雲雀(おちひばり)雲雀野(ひばりの)雲雀籠(ひばりかご)雲雀笛(ひばりぶえ)夕雲雀(ゆふひばり/ゆうひばり)副題『揚雲雀』の例句ページへ リンク冬の間は枯葎などの雑木林や薮などにいるが春暖かくなると野に出てくる。雲雀は留鳥で雀よりひと回り大きく茶色。草原・河原・麦畑などに枯草や根で皿形の巣を作る。巣から飛び立つときは鳴きながら真っ直ぐに舞い上がりついで急速に舞い降りてくる。春の野に空高く朗らかに「ピーチュル」と囀る姿は昔から親しまれてきた。
<例句>雲雀の俳句 雲雀より空にやすらふ峠哉 松尾芭蕉。夕雲雀の俳句 湖畔訪ひ来て朝雲雀夕雲雀 門田窓城。雲雀の俳句 落ちて来し雲雀目で追ふ河川敷 林雄次郎。雲雀野の俳句 雲雀野の果ての札所でありにけり 山口正秋。夕雲雀の俳句 街騒を遠くにしたりタ雲雀 山本宏子。雲雀野の俳句 雲雀野を延び縮みして子等の列 清水恵山。雲雀の俳句 磨崖仏見そなはす野に雲雀鳴く 野田ゆたか。