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[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)動物季題

[季題] (つばめ)

[副題] 乙鳥(つばめ) つばくろ
    つばくら    つばくらめ 
    燕来る(つばめきたる・つばめくる)
 
    副題『燕来る』の例句へ 副題『初燕』の例句へ
 
 夏鳥として春の彼岸ごろに来て民家の軒や土間の梁などに巣をかけ子育てをして秋の彼岸ころに南へ帰る。
 
 背は黒く腹が白い。喉は栗色で尾が二つに分かれている。
 
 飛翔スピードは極めて速い。燕は種子島以北の全国で繁殖する。
 
 その他に岩燕・腰赤燕が九州以北で見られる。
 
 北海道では小洞燕が奄美大島以南では琉球燕がそれぞれ飛来する。
 
 空中をひるがえり地上すれすれに飛ぶ姿は鮮やかである。
 
 
 
 
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つばめの俳句 清月インターネット俳句歳時記3月の動物俳句のページです。haiku saijiki noda yutaka 例句は、有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかはインターネット俳句「清月」の主宰です。[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)動物季題[季題] 燕(つばめ)[副題]乙鳥(つばめ) つばくろ つばくら つばくらめ 燕来る(つばめきたる)夏鳥として春の彼岸ごろに来て民家の軒や土間の梁などに巣をかけ子育てをして秋の彼岸ころに南へ帰る。背は黒く腹が白い。喉は栗色で尾が二つに分かれている。飛翔スピードは極めて速い。燕は種子島以北の全国で繁殖する。その他に岩燕・腰赤燕が九州以北で見られる。また北海道では小洞燕が、奄美大島以南では琉球燕がそれぞれ飛来する。空中をひるがえり地上すれすれに飛ぶ姿は鮮やかである。▼副題『燕来る』の例句ページへ リンク▼副題『初燕』の例句ページへ リンク▼むら燕の俳句 盃に泥な落しそむら燕 松尾芭蕉▼燕の俳句 本陣に出入り許されゐる燕 西ア佐知▼つばめの俳句 雨ざんざ縦横無尽なる燕 松山寿美▼燕の巣の俳句 燕の巣宝珠を飾る虫籠窓 佐藤美和子▼燕の俳句 低く飛び早き燕や園の道 土井木賊▼親燕の俳句 親燕出入り白由な連子窓 吉野濃菊▼つばくらめの俳句 商店街器用に抜けしつばくらめ 水野良子▼燕飛ぶの俳句 四百年守る関宿燕飛ぶ 八木 徹▼親燕の俳句 急降下虫をめがけて親燕 吉岡英子▼燕の俳句 燕とぶ床丹念に乾拭きす 橋本照子▼つばくらめの俳句 我が軒に幾日の旅ぞつばくらめ 長嶺 勇▼つばくらめの俳句 つばくらめ老舗の並ぶ旧街道 能口和子▼つばめの俳句 僧院の広き芝生やつばくらめ 石崎そうびん▼つばめの俳句 温泉煙の山里静かつばくらめ 奥田不二子▼燕の俳句 総玻璃戸よぎる燕や峡の温泉に 加藤美津子▼軒燕の俳句 来ては飛ぶ軒の燕のせわしかり 加納幸子▼つばくらめの俳句 濠またぐ橋一閃のつばくらめ 高橋泉也▼夕燕の俳句 タ燕大漁船の船溜り 山本とも江▼巣つばめの俳句 巣つばめの家路はいつも一直線 野田ゆたか