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[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)生活季題

[季題] 上り簗(のぼりやな)

[副題] なし
 
 
 春に川を上る習性を持つ魚類を獲るための簗。

 川中に竹や木などで水を堰き一カ所だけ魚道を作っておき簀や網を仕掛けて魚を獲る。

 琵琶湖へ流れる河川の安曇川などでは上り簗で種鮎を捕獲して全国の鮎放流河川に出荷している。
上り簗の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)生活季題[季題] 上り簗(のぼりやな)[副題] なし。春に川を上る習性を持つ魚類を獲るための簗。川中に竹や木などで水を堰き一カ所だけ魚道を作っておき簀や網を仕掛けて魚を獲る。琵琶湖へ流れる河川の安曇川などでは上り簗で種鮎を捕獲して全国の鮎放流河川に出荷している。/上り簗の俳句 上り簗出来て番屋もつくろはれ 舘野翔鶴/上り簗の俳句 残雪の比良源流の上り簗 西ア佐知/上り簗の俳句 川幅のすべて堰止め上り簗  長嶺 勇/上り簗の俳句 鰔寄せてふ風ありぬ上り簗 貫野浩/上り簗の俳句 新しく簀も替へられて上り簗 奥田不二子/上り簗の俳句 遡上する若鮎誘ふ上り簗 辻多津子/上り簗の俳句 上り簗流れ上れば比良山へ 野田ゆたか