03-d-16
[季節] 仲春(3月) 生活季題
[季題] 厩出し(うまやだし)
[副題] 厩出し(まやだし) まやだし
雪の深い地方では冬のあいだ厩のなかで飼っていた馬を春になると外に出し解き放つ。
厩から野に放たれた馬は日光を浴び駈けて蹄を固め動きを取り戻す。
厩出しの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春(3月)生活季題[季題] 厩出し(うまやだし)[副題] まやだし雪の深い地方では冬のあいだ厩のなかで飼っていた馬を春になると外に出し解き放つ。厩から野に放たれた馬は日光を浴び駈けて蹄を固め動きを取り戻す。/厩出しの俳句 厩出しの馬存分に尿せり 村上唯志/厩出しの俳句 蹄鉄の槌音はづむ厩出し 横田寿賀子/厩出しの俳句 厩出しの馬の一声山に消ゆ 阿部和雄/厩出しの俳句 厩出し馬集まりて散りゆけり 清水恵山/厩出しの俳句 厩出しの風まだ荒き岬の端 野田ゆたか