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[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)生活季題

[季題] 春火桶(はるひをけ/はるひおけ)

[副題] 春火鉢(はるひばち)
 
 
 火桶は近年生活様式の変化により姿を消しつつあるが愛好者にとっては捨てがたいものである。

 現在でも花見の席や茶店・植木市などの露店で見かける。

 春の冷えた日に火桶を出されると趣のあるものである。

 春になってもまだ寒い日があるため花冷えが終わる頃までは片付けられない。
春火桶の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の生活俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は有季定型の伝統俳句から抽出しています。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月) 時候季題[季題] 春火桶(はるひをけ/はるひおけ)[副題] 春火鉢(はるひばち)火桶は近年生活様式の変化により姿を消しつつあるが愛好者にとっては捨てがたいものである。現在でも花見の席や茶店・植木市などの露店で見かける。春の冷えた日に火桶を出されると趣のあるものである。春になってもまだ寒い日があるため花冷えが終わる頃までは片付けられない。<例句>▼春火桶の俳句 絵馬堂に火種の尽きし春火桶 宇都宮美智子▼春火鉢の俳句 訥々と語る匠や春火鉢 岸野幸子▼春火桶の俳句 上人の抱かるる春の火桶かな 松山寿美▼春火鉢の俳句 買ふ古書を決めかねてをり春火鉢 石崎そうびん▼春火鉢の俳句 濡縁に雀来てゐる春火鉢 野田ゆたか