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[季節] 仲春(3月)         生活季題

[季題] 菊根分(きくねわけ)

[副題] 菊植う(きくうう)  菊分つ(きくわかつ)
 
 
 萌え出た菊の根を分けて分植すること。

 枯れて刈り取られた前年の菊の細根から幾本もの芽が出てくる。

 これを掘り起こし細根の芽を一本ずつに切り離して植え付ける。

 菊のほか萩・菖蒲なども根分けをするが別題となる。
菊根分けの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の生活俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は有季定型の伝統俳句から抽出しています。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春(3月)時候季題[季題] 菊根分(きくねわけ)[副題] 菊植う(きくうう)菊分つ(きくわかつ)萌え出た菊の根を分けて分植すること。枯れて刈り取られた前年の菊の細根から幾本もの芽が出てくる。これを掘り起こし細根の芽を一本ずつに切り離して植え付ける。菊のほか萩・菖蒲なども根分けをするが別題となる。
<例句>菊根分の俳句 根分せる菊を濡らして雨上る 和泉清一。菊根分の俳句 一畝は同じ名札や菊根分 土屋勝。菊根分の俳句 良苗の萌へ立ち出でし菊根分 戸本文雄。菊根分の俳句 白壽翁腰かくしゃくに菊根分  酒井牧人。菊根分の俳句 菊根分種別の名札添へてあり 山口美琴。菊根分の俳句 千号へ育む菊の根を分つ 吉野濃菊。菊根分の俳句 諸の手で香り引裂く菊根分 野田ゆたか。