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[季節] 仲春(3月)            生活季題

[季題] 種物(たねもの)

[副題] 種物屋(たねものや)  種売(たねうり)

    花種(はなたね)    種袋(たねぶくろ)
 
 
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        副題の『種袋』の例句へ
 

 穀類・野菜・草花の種のこと。前年採取した種は軒先や天井などに吊し乾燥させて冬の間保存する。
 
 種物屋や花屋の店頭に美しい花の印刷をした草花の種の入った紙袋が飾られているのを見ると春らしい気分になる。
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種物の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の生活・植物俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は、有季定型の伝統俳句の歳時記のページです。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春(3月)生活季題[季題] 種物(たねもの)[副題] 種物屋(たねものや)種売(たねうり)花種(はなたね)種袋(たねぶくろ)副題の『花種』の例句ページへ▼副題の『種袋』の例句ページへ リンク 穀類・野菜・草花の種のこと。前年採取した種は軒先や天井などに吊し乾燥させて冬の間保存する。 種物屋や花屋の店頭に美しい花の印刷をした草花の種の入った紙袋が飾られているのを見ると春らしい気分になる。▼種物の俳句 故郷にまだある明治の種物屋 武田愛女▼種物の俳句 種物屋代々継ぎて主老ゆ 宇都宮美智子▼種物の俳句 いろいろの種蒔き終へて夜半の雨 加藤美津子▼種物の俳句 ベランダの鉢に名を書き種を蒔く 大西吉子▼種物の俳句 自家製の種物先ずは蒔く準備 南部静季▼種物の俳句 去年の種手にして停ちし小さき庭 嶋きさ子▼種物の俳句 種物屋昔のまゝに商へる 前田甲山▼種物の俳句 この町に唯一残る種物屋 吉野濃菊▼種物の俳句 いと易く育つと勧め種物屋 布野 壽▼種物の俳句 幸福と言ふ花言葉種を蒔く 橋本幹夫▼種物の俳句 種物屋のぞき見る癖父譲り 山田行恵▼種物の俳句 又の名を普段草とや種物屋 森島緋紗江▼種物の俳句 種物にひそむ力をまさぐりぬ 永野美智子▼種物の俳句 種物屋今も賑わう寺の街 山口広子▼種物の俳句 天井に吊す種物煤払ふ 戸本文雄▼種物の俳句 種物を今年こそはと又も買ふ 岩間れい子▼種物の俳句 大事にし去年の種が見当らず 瀧尻久美子▼種物の俳句 駅前で種物配る町興し 山本宏子▼種物の俳句 物種を入れし壷とや古陶舘 東嘉子▼編者野田ゆたかはインターネット俳句「清月」の主宰です。