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[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)生活季題

[季題] (たがやし)

[副題] 耕人(かうじん/こうじん)
 
    耕耘機(かううんき/こううんき)
 
     畑打つ(はたうつ)
 
 
 種蒔き・植付けをする前に田畑の土を鋤き返して柔らかくするこで田打や畑打などを含めた広い意味に用いられる。
 
 古くは牛馬又は人力で耕していたが現在では耕地の広さにより大小の耕耘機を使い分けて耕す。
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耕しの俳句 March 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の生活俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は有季定型の伝統俳句から抽出しています。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月) 生活季題[季題] 耕(たがやし)[副題] 耕人(かうじん/こうじん) 耕耘機(かううんき/こううんき) 畑打つ(はたうつ) 耕人(かうじん/こうじん) 耕耘機(かううんき/こううんき) 種蒔き・植付けをする前に田畑の土を鋤き返して柔らかくするこで田打や畑打などを含めた広い意味にいう。 古くは牛馬に鋤を引かせるか人力で耕していたが現在では田畑の大小により大小の耕耘機を用いて耕す。<例句>・耕しの俳句 四方に幣張りて耕す献上田 村上唯志・耕しの俳句 耕して挑戦続く無農薬 稲福昌一・耕しの俳句 耕の土黒々と光りけり 姉歯義ひろ・耕耘機の俳句 耕耘機ひびく月山峰清し 阿部和雄・耕しの俳句 耕の鍬光らせて畝作る 長嶺 勇・耕しの俳句 比良山の影を背負ひて耕せる 貫野 浩・耕しの俳句 耕や何を播くかと人の間ふ 鈴木かね・耕しの俳句 鼻唄の耕人鳧に囲まれし  岩本和行・耕しの俳句 鋤きし田の土の耀ふ日和なり 岩井純子・耕耘機の俳句 耕耘機十八馬力のひた進む 橋本典子・耕しの俳句 比良を背に八十媼耕せる 古川春美・耕しの俳句 耕しの人に悠々鳶の輪 山田和江・耕しの俳句 ぽい捨ての缶拾ひつつ耕せり 森戸しうじ・耕しの俳句 遠近に耕す人の影動く 清水恵山・耕しの俳句 耕しの畝眞っ直ぐに伸びて富士 青野春枝・耕しの俳句 山門の向ふ国分野耕せる 長田穂峰・耕しの俳句 耕の暇もてあますとて齢 湯沢正枝・耕耘機の俳句 土塊に息を吹込み耕耘機 野田ゆたか