03-c-10
[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)地理季題
[季題] 春の野(はるのの)
[副題] 春野(はるの) 春郊(しゆんかう/しゅんこう)
春の野原。
早春に萌えでて百花の咲く仲春から晩春にかけての春野のながめは
明るく変化に富んでいる。
「君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ/光
孝天皇」と古来より雪の残る早春から野に出ていたようだ。
春の野の俳句 March 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の地理俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は有季定型の伝統俳句から抽出しています。編者はインターネット俳句・清月の主宰です。[季節] 仲春を主に三春(3月を主に2月から4月)地理季題[季題] 春の野(はるのの)[副題] 春野(はるの) 春郊(しゆんかう/しゅんこう)春の野原。早春に萌えでて百花の咲く仲春から晩春にかけての春野のながめは明るく変化に富んでいる。「君がため春の野に出でて若菜摘むわが衣手に雪は降りつつ/光孝天皇」と古来より雪の残る早春から野に出ていたようだ。<例句>・春の野の俳句 天辺の鴉見廻す春野かな 松井芳朗・春の野の俳句 春の野やここにも千の風の吹く 藤本春苑/春の野の俳句 洗われて緑輝く春野かな 山口美琴/春の野の俳句 春の野に久しき子等の声奔る 木村宏一・春の野の俳句 園児らの目線で話す
春野かな 野田ゆたか