03-b-12
[季節] 仲春(3月) 天文季題
[季題] 雪の果(ゆきのはて)
[副題] 名残の雪(なごりのゆき)
雪の別れ(ゆきのわかれ)
忘れ雪(わすれゆき)
涅槃会(旧暦2月15日/現歴3月7日ごろ)前後に降る雪が雪の終りといわれる。
実際にはそれ以降の4月なる地域もある。
名残の雪・雪の別れは最後の雪に心を寄せて詠嘆した言葉でもある。
雪の果の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 3月の天文俳句のページです。haikusaijik・inoda・yutaka例句は、有季定型の伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかはインターネット俳句「清月」の主宰です。 [季節] 仲春(3月)天文季題[季題] 雪の果(ゆきのはて)[副題] 名残の雪(なごりのゆき)雪の別れ(ゆきのわかれ)忘れ雪(わすれゆき) 涅槃会(旧暦2月15日/現歴3月7日ごろ)前後に降る雪が雪の終りといわれる。実際にはそれ以降の4月なる地域もある。名残の雪・雪の別れは最後の雪に心を寄せて詠嘆した言葉である。▼名残雪の俳句 訪ひ来たる由緒の寺の名残雪 門田窓城▼雪の果の俳句 尚余震ゆとりなき身の雪の果 松山寿美▼忘れ雪の俳句 機音の洩れくる路地や忘れ雪 西村舟津▼忘れ雪の俳句 能登なれや霰まじりの忘れ雪 若村柾矢▼雪の果の俳句 五十糎積もり蝦夷地の雪の果 和泉清一▼名残りの雪の俳句 雨混へ名残りの雪と思へども 土舘イサ▼名残雪の俳句 名残雪カーナビ音声めがね橋 湯沢正枝