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[季節] 仲春(3月26日)     行事・天文季題
 
[季題] 比良八荒(ひらはつかう/ひらはっこう)
 
[副題] 八荒(はつかう/はっこう)
 
 
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 3月26日に比良の寺々で修験の行者及び比叡山の僧によって法華経八巻の講義討論が行われる。
 
 この法華八講は延喜19年すでに営まれその後途絶えたこともあったが現在に及んでいる。
 
 ちょうどこの時季は季節風が吹荒れ琵琶湖が波立つのでそれを比良八講荒れとといい比良八荒とか八荒と称するようになった。
 
 近年では法要の後に湖上で浄水祈願・施餓鬼などを行い更に琵琶湖大橋の畔で大護摩が修される。
の俳比良八荒の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春(3月26日)行事・天文季題[季題] 比良八荒(ひらはつかう/ひらはっこう)[副題] 八荒(はつくわう/はっこう)副題『八荒』の例句ページへ リンク3月26日に比良の寺々で修験の行者及び比叡山の僧によって法華経八巻の講義討論が行われる。この法華八講は延喜19年すでに営まれその後途絶えたこともあったが現在に及んでいる。ちょうどこの時季は季節風が吹荒れ琵琶湖が波立つのでそれを比良八講荒れとといい比良八荒とか八荒と称するようになった。近年では法要の後に湖上で浄水祈願・施餓鬼などを行い更に琵琶湖大橋の畔で大護摩が修される。/比良八荒の俳句 人寄せぬ比良八荒の雄松崎 小林圭子/比良八荒の俳句 湖と空分たぬ昏さ比良八荒 梅田澄子/比良八荒の俳句 はからずも比良八荒に出合ひけり 八木徹/比良八荒の俳句 鈍色の湖面をえぐる比良八荒 渡辺伝三/比良八荒の俳句 きりきりと比良八荒の波尖る 野田ゆたか