03-b-07
[季節] 仲春を主に三春（３月を主に２月から４月）天文季題
[季題] 春雨（はるさめ）
[副題] 春霖（しゆんりん／しゅんりん）
春の雨（はるのあめ）
春雨は古くから詩歌に詠まれてきた。
雨には艶やかさ情のこまやかさやしっとりとした趣などがありこれらの情景が詠まれる。
春雨は土をうるおし草木を育て暖かさをもたらす。
春雨の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記[季節] 仲春を主に三春（３月を主に２月から４月）天文季題[季題] 春雨（はるさめ）[副題] 春霖（しゆんりん／しゅんりん）春の雨（はるのあめ）副題の『春の雨』の例句ページへ リンク春雨は古くから詩歌に詠まれてきた。雨には艶やかさ情のこまやかさやしっとりとした趣などがありこれらの情景が詠まれる。春雨は土をうるおし草木を育て暖かさをもたらす。／春雨の俳句 濡れゆくも春を誘ふ雨なれば 西﨑佐知／春雨の俳句 春雨にまほろばの山模糊として 松山寿美／春雨の俳句 春雨にけぶりて丸き三輪の山 林雄次郎／春雨の俳句 降るるとも見えず春雨葉をぬらす 前田みのる／春雨の俳句 春雨や路地の明るき朱の鳥居 清水恵山／春雨の俳句 春雨のグラバー邸から港まで 橋本幹夫／春雨の俳句 春雨をぽつぽつ下ろし鎖樋 野田ゆたか／春雨の俳句 春雨の阿弥陀三尊堂翳る 土屋勝／春雨の俳句 春雨や傘差しくぐる八脚門 後藤允孝／春雨の俳句 沖島を去る春雨に見送られ 保坂道子／春雨の俳句 春雨に音なき湖のひろさかな 水野良子／春雨の俳句 春雨や老舗寿司混む隅に席 井川芳子／春雨の俳句 春雨の力をもらふ山野草 久保田昌子／春雨の俳句 春雨に烟る湖面に鳰の見ず 山田和江／春雨の俳句 春雨や止みてまた降る音も無く 石崎そうびん／春雨の俳句 春雨の真すぐに落ちる?(えり)の湖 川崎郁子／春雨の俳句 ふれ合ひし春雨傘にふり返り 前田卯生／春雨の俳句 春雨や詣で人なき地蔵堂 大野泰久