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[季節] 仲春(3月18日ころから24日ころ)時候季題
 
[季題] 彼岸(ひがん)
 
[副題] 入彼岸(いりひがん)
    お中日(おちゆうにち/おちゅうにち)
    彼岸会(ひがんえ)  彼岸寺(ひがんでら)
    彼岸詣(ひがんもうで)
 
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  副題の『彼岸詣』の例句へ
 
 春分の日を「お中日」とする前後3日の7日間を彼岸という。
 
 たいてい3月18日ころから24日ころまでとなる。
 
 俗に「暑さ寒さも彼岸まで」というように誠に良い時候である。
 
 彼岸とは梵語の波羅蜜多の訳で悟りの境地に至ることであるがこの季節太陽が真西に沈むで西方浄土と関係づけて彼岸会の行事が行われる。
 
 このとき先祖を祀り墓参をし寺院に詣でる。
 
 俳句で「彼岸」といえば春の彼岸をさし秋分の日を中心とした彼岸は「秋彼岸」又は「後の彼岸」と詠まれる。
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彼岸の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 仲春(3月18日から24日)時候季題[季題] 彼岸(ひがん)[副題] なし。春分の日を「お中日」とする前後3日の7日間を彼岸という。たいてい3月18日から24日までとなる。俗に「暑さ寒さも彼岸まで」というように誠に良い時候である。彼岸とは梵語の波羅蜜多の訳で悟りの境地に至ることであるがこの季節太陽が真西に沈むで西方浄土と関係づけて彼岸会の行事が行われる。このとき先祖を祀り墓参をし寺院に詣でる。俳句で「彼岸」といえば春の彼岸をさし秋分の日を中心とした彼岸は「秋彼岸」又は「後の彼岸」と詠まれる。副題の『入彼岸』の例句ページへ リンク副題の『お中日』の例句ページへ リンク副題の『彼岸会』の例句ページへ リンク副題の『彼岸寺』の例句ページへ リンク副題の『彼岸詣』の例句ページへ リンク/彼岸の俳句 一燭を加ふ彼岸の万燭会 舘野翔鶴/彼岸の俳句 行厨や時なしの鐘聞く彼岸 西崎佐知/彼岸の俳句 空海にゆかりの寺の彼岸講 杉山春萌/彼岸の俳句 お彼岸や鉦も太鼓もつや増せる 南部静季/彼岸の俳句 供華照らす彼岸の日差し柔らかし 佐藤美和子/彼岸の俳句 気を締めて剃刀受くる彼岸かな 清水恵山/彼岸の俳句 兄弟の久に揃ふも彼岸かな 能口和子/彼岸の俳句 牡丹餅を好みし夫を恋ふ彼岸 柏村陽子/彼岸の俳句 慈しみ命を見つむ彼岸かな 和泉清一/彼岸の俳句 ご法話にサキソフォン吹く彼岸僧 迫間喜美子/彼岸の俳句 閥伽の水運びこぼれて彼岸寒 堀尾早苗/彼岸の俳句 彼岸寒臨時のバスの列につく 奥野品子/彼岸の俳句 朝々の光明るく彼岸来る 岡本美代子/彼岸の俳句 美しく彼岸の供花の蝶むすび 栗林清瑠/彼岸の俳句 お彼岸や穏かな日の有難く 古堂周子/彼岸の俳句 世に在らぬ人浮かび来る彼岸かな 山根佐与子/彼岸の俳句 山の辺の無縁墓にも彼岸餅 瀬戸田一吏/彼岸の俳句 出店場所品も変らず彼岸道 土井木賊/彼岸の俳句 西方の曇る夕ぐれ彼岸寒 野田ゆたか