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[季節] 初春(2月)         植物季題

[季題] 菠薐草(はうれんさう/ほうれんそう)

[副題] なし
 
 
 葉を食用にするもっとも一般的な野菜。

 ビタミンや鉄分などの栄養に富みさまざまに調理される。

 在来種は江戸時代に中国から伝わったもので秋に蒔き冬から春にかけて収穫する。

 その後春蒔きの西洋種の到来や栽培技術の向上により年中市販されでいる。

 俳句では古来の秋蒔き・春採のものを菠薐草として詠まれる。
菠薐草の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の植物俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市[季節] 初春(2月)植物季題[季題] 菠薐草(はうれんさう/ほうれんそう)[副題] なし。葉を食用にするもっとも一般的な野菜。ビタミンや鉄分などの栄養に富みさまざまに料理される。在来種は江戸時代に中国から伝わったもので秋に蒔き冬から春にかけて収穫する。その後春蒔きの西洋種の到来や栽培技術の向上により年中市販されいいる。俳句では古来の秋蒔き・春採のものを菠薐草として詠まれる。<例句>/ほうれん草の俳句 太陽の土佐の誇れる菠薐草 久保田昌子/ほうれん草の俳句 青々と菠薐草の椀に浮く 今関晴雄/ほうれん草の俳句 栄養のあると欠かせぬ菠薐草 山中明石/ほうれん草の俳句 はうれん草茹でて女の力瘤 橋本典子/ほうれん草の俳句 甘さ増すほうれん草の浸し物 清水恵山<例句>ほうれんそうの俳句 おおきには母の口ぐせ菠薐草 池下よし子。菠薐草の俳句はうれん草ポパイを知らぬ子らに説く 山口美琴。