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[季節] 初春を主に三春(2月を主に2月から4月) 植物季題

[季題] 若布(わかめ)

[副題] 若布刈竿(めかりざを/めかりざお)

    若布刈舟(めかりぶね)   若布干す(わかめほす)

    干若布(ほしわかめ)
 
    若布拾(わかめひろひ/わかめひろい)

    若布売(わかめうり)
 
 
 褐藻類コンブ目の海藻で大きな海中林を作る。

 関東以南の本州太平洋・四国・九州の沿岸などに分布。

 茎は円柱状で上部に羽を広げたような多数の葉をつける。

 舟に乗り箱眼鏡で覗きながら長い竹竿の先に小さな鎌をつけて刈採る。

 又は地方によっては海女が海底に潜って採る。
 
若布の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の植物俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市[季節]初春を主に三春(2月を主に2月から4月)植物季題[季題] 若布(わかめ)[副題] 若布刈竿(めかりざを/めかりざお)若布刈舟(めかりぶね)若布干す(わかめほす)干若布(ほしわかめ)若布拾(わかめひろひ/わかめひろい)若布売(わかめうり)褐藻類コンブ目の海藻で大きな海中林を作る。関東以南の本州太平洋・四国・九州の沿岸などに分布。茎は円柱状で上部に羽を広げたような多数の葉をつける。舟に乗り箱眼鏡で覗きながら長い竹竿の先に小さな鎌をつけて刈り採る。又は地方によっては海女が海底に潜って採る。▼若布の俳句 舟に積み舟より長き和布刈竿 舘野翔鶴▼若布舟の俳句 眼鏡腰に若布を担ぎ来る 稲福昌一▼若布売の俳句 潮の香と砂をこぼして若布売 吉井竹志▼若布の俳句 荒波の逆巻く渚屑若布 西村舟津▼若布刈の俳句 傾ぐ舟ものともせず若布刈る 高橋泉也▼若布の俳句 磯の香を藁で束ねし塩若布 加藤ひかり▼わかめの俳句 佃煮に酢の物にして茎若布 杉山春萌