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[季節] 初春を主に三春(2月を主に2月から4月)動物季題
 
[季題] 春の鹿(はるのしか)
 
[副題] 孕鹿(はらみじか)
 
 
 春になると鹿は冬毛の脱毛により毛並・毛色が斑に色あせて醜くなる。

 雄鹿は春になると角が抜け落ち哀れを誘う。

 鹿は暮秋のころに交尾し五〜六月に出産する。

 子を宿した鹿は孕鹿といい脱毛の様子などからやつれていているように見え・動作も鈍く大儀そうである。
春の鹿の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。[季節] 初春を主に三春(2月を主に2月から4月)動物季題[季題] 春の鹿(はるのしか)[副題] 孕鹿(はらみじか)春になると鹿は冬毛の脱毛により毛並・毛色が斑に色あせて醜くなる。雄鹿は春になると角が抜け落ち哀れを誘う。鹿は暮秋のころに交尾し五〜六月に出産する。子を宿した鹿は孕鹿といいやつれていて動作も鈍く大儀そうである。/春鹿の俳句 春鹿を寄せるホルンの鳴り響く 松山寿美/鹿の春の俳句 ぬた場へと通ふ道あり鹿の春  野田ゆたか