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[季節] 初春(2月第3土曜日)    行事季題

[季題] 会陽(ゑやう/えよう)

[副題] 裸押(はだかおし)
 
 
 
 岡山市の西大寺観音院で行われる修正会結願の行事であり会陽という。
 
 締込み一本の男たち8千人が門外の吉野川で水垢離を取って揉み合い午前〇時を期して陰陽二本の宝木の争奪戦が繰り広げられる。
 
 会陽に締めた褌は安産のお守りとして妻の出産の際の腹帯にする。
 
 同様の行事が香川県善通寺などでも行われている。
会陽の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の生活俳句のページです。 noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初春(2月第3土曜日)行事季題[季題] 会陽(ゑやう/えよう)[副題] 裸押(はだかおし)岡山市の西大寺観音院で行われる修正会結願の行事であり会陽という。締め込み一本の男たち8千人が門外の吉野川で水垢離を取って揉み合い午前〇時を期して陰陽二本の宝木の争奪戦が繰り広げられる。会陽に締めた褌は安産のお守りとして妻の出産の際の腹帯にする。同様の行事が香川県善通寺でなどでも行われている。<例句>・会陽市の俳句 堂塔へ鳩を追ひ上げ会陽市/近藤清女・会陽舟の俳句 会陽舟着きしは昔語りかな/近藤清女・雨の会陽の俳句 大床に雨の会陽の修羅の跡/近藤清女・会陽の俳句 入墨のやから法度の会陽かな/橋本幹夫・会陽の俳句 をのこらの垢離に始まる会陽かな/野田ゆたか