02-e-07
[季節] 晩冬(2月3日ころ・節分の日)行事季題
[季題] 柊挿す(ひひらぎさす/ひいらぎさす)
[副題] なし。
古くは宮中行事であった。江戸時代から市井の習俗となった。
節分に焼いた鰯の頭を刺した柊の枝を戸口に挿す風習は全国的に行われている。
鬼や邪気が家に紛れ込むのを防ぐ呪い。
これを「焼嗅(やきかが)し」といって鰯の他に葱・辣韮・大蒜などの臭いものを挿したり髪の毛を焼いたりする地方もある。
柊挿すの俳句 清月俳句歳時記時候俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka haiku [季節] 晩冬(2月3日ころ)行事季題[季題] 柊挿す(ひひらぎさす/ひいらぎさす)[副題] なし。古くは宮中行事であった。江戸時代から市井の習俗となった。節分に焼いた鰯の頭を刺した柊の枝を戸口に挿す風習は全国的に行われている。鬼や邪気が家に紛れ込むのを防ぐ呪い。これを「焼嗅(やきかが)し」といって鰯の他に葱・辣韮・大蒜などの臭いものを挿したり髪の毛を焼いたりする地方もある<例句>/柊挿すの俳句 柊挿す花街名残りの格子戸に 村上唯志/柊挿すの俳句 柊挿す鰯の眼濡れてをり 西川寿賀子/柊挿すの俳句 あと継ぎの柊挿してゐる老舗 岩井純子/柊挿すの俳句 住み古りて柊を挿す伏屋かな 東 嘉子/柊挿すの俳句 酒蔵に柊挿して地酒守る 田川 栄/柊挿すの俳句 母許や柊さして厄はらふ 吉田静代/柊挿すの俳句 柊を挿して見えざる鬼払ふ 野田ゆたか