02-e-03
[季節] 初春(2月) 行事季題
[季題] 初午(はつうま)
[副題] 二の午(にのうま) 三の午(さんのうま)
稲荷神社の祭は2月と10月にあるが2月が盛大で俳句で単に午祭と詠むと2月の祭をさす。
初午は2月初めの午の日。この日行われる神事をもいう。
稲荷神の信仰は農耕を司る倉稲魂神(うがのみたまのかみ)を祀って五穀豊穣などを祈るものであるが狐神の俗信も習合し全国で広く行われるようになった。
京都の伏見稲荷大社では稲荷山の神杉の枝を験の杉として頒ち沿道は土産物を売る市で賑わう。
初午の俳句 清月俳句歳時記2月の俳句・行事の俳句ページです。例句は、有季定型伝統俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初春(2月) 行事季題 [季題] 初午(はつうま) [副題] 二の午(にのうま) 三の午(さんのうま) 午祭(うままつり) 稲荷神社の祭りは、2月と10月にあるが、2月が盛大で、俳句で単に午祭と詠むと2月の祭をさす。 初午は、2月初めの午の日。この日行われる神事をもいう。稲荷神の信仰は、農耕を司る倉稲魂神(うがのみたまのかみ)を祀って五穀豊穣などを祈るものであるが、狐神の俗信も習合し、全国で広く行われるようになった。京都の伏見稲荷大社では、稲荷山の神杉の枝を験の杉として頒ち、沿道は土産物を売る市で賑わう。 初午の俳句 初午や今日大安のよき人出 南部静季 初午の俳句 初午や金の瞳の狛狐 門田窓城 午祭の俳句 銘のある小刀を買ふ午祭 飯岡良一 初午の俳句 初午や稲荷に供ふ大吟醸 能口和子 初午の俳句 初午や雀受難の烟あげて 中山泰山 初午の俳句 初午や百の鳥居に朱の幟 加藤哲夫 初午の俳句 初午の日より陽気の小走に 野田ゆたか