02-d-08
[季節] 初春(2月) 生活季題
[季題] 山焼く(やまやく)
[副題] 山焼(やまやき) 山火(やまび)
早春の晴れて風のない日に野山の枯草を焼き払う。
焼くのは飼草や山菜類の発育を促し害虫を駆除するためである。
昼間はうすい煙が立ち上るばかりであるが日暮れると赤い火が見える。
山火は山焼の火のこと。
※ 「お」を付して「お山焼」と詠むと奈良「若草山の山焼」の
こととなり別題となる。
山焼の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初春(2月)生活季題[季題] 山焼く(やまやく)[副題] 山焼(やまやき) 山火(やまび)早春の晴れて風のない日に野山の枯草を焼き払う。焼くのは飼草や山菜類の発育を促し害虫を駆除するためである。昼間はうすい煙が立ち上るばかりであるが日暮れると赤い火が見える。山火は山焼の火のこと。※ 「お」を付して「お山焼」と詠むと奈良「若草山の山焼」のこととなり別題となる。/山焼の俳句 山焼や見習ひ勢子も加はりて 布野 寿/山焼の俳句 山焼の燻る土の匂かな 土屋 勝/山焼の俳句 山焼や炎と怒号入り交じり 後藤允孝/山焼の俳句 山を焼く煙の見ゆる宿泊 清水恵山/山焼の俳句 山焼に森羅万象どよめけり 満仲きく子/山焼の俳句 火切り道できて山焼始まりぬ 野田ゆたか<例句>山焼きの俳句 山焼に老若男女総出して 渡邉春生。