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[季節] 初春を主に三春(2月を主に2月から4月)生活季題

[季題] 春の風邪(はるのかぜ)

[副題] なし。
 
 
 風邪は冬のものであるが周囲が春めいて気温が上がってくるとつい油断をして戻る寒さに風邪をひいてしまう。
 
 春の風邪はひどくなることはそう多くないが案外治りにくく長引くことがある。
 
 語感から来る感じにはちょっと艶なものである。
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春の風邪の俳句 清月俳句歳時記2月の俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、現在作句活動中の有季定型伝統俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市 [季節] 初春(2月)生活季題[季題] 春の風邪(はるのかぜ)[副題] なし。風邪は冬のものであるが、周囲が春めいて気温が上がってくると、つい油断をして戻る寒さに風邪をひいてしまう。ひどくなることはそう多くないが、案外治りにくく長引きやすい。▼春の風邪の俳句 春の風邪今日の手習ひ早仕舞 秋山英身▼春の風邪の俳句 春の風邪侮りがたくなって来し 長田穂峰▼春の風邪の俳句 小恙の持てあましたる春の風邪 大畠宮子▼春の風邪の俳句 断はれぬ予定ばかりの春の風邪 西野和子▼春の風邪の俳句 持前の気力で治す春の風邪 能口和子▼春の風邪の俳句 春の風邪介護の仕事心して 長谷山由実▼春の風邪の俳句 春の風邪添寝の母のうとうとと 宇都宮美智子▼春の風邪の俳句 友も又吾と同じく春の風邪 綾井 美▼春の風邪の俳句 春の風邪互ひに零す長電話 本郷智子▼春の風邪の俳句 春の風邪あなどるまじと主治医の手 橘川 重▼春の風邪の俳句 春風邪に外出ひかえ読書かな 古堂周子▼春の風邪の俳句 春の風邪癒えて草木の匂ひ立つ 水野良子▼春の風邪の俳句 一寸した油断の後の春の風邪 川崎孝二▼春の風邪の俳句 春の風邪本を友とし過ごしけり 八島厚子▼春の風邪の俳句 日だまりの縁を動かず春の風邪 井川芳子▼/春の風邪の俳句 油断してつひに拗らす春の風邪 安田か代/春の風邪の俳句 老い二人時を経ずして春風邪に 清水恵山/春の風邪の俳句 癒へ遠く苛立つひと日春の風邪 南部静季携帯電話の俳句 ケイタイの声嗄れて春の風邪 野田ゆたか