02-c-08
007.gif
[季節] 初春(2月)         地理季題

[季題] 雪しろ(ゆきしろ)

[副題] 雪濁(ゆきにごり)
 
 
 寒気がゆるみ野山に積もった雪が急に解けて一時に川や海や野原へ溢れ出るものをいう。

 雪濁りは雪しろのため川や海が濁ることをいう。
雪しろの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の地理俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初春(2月)地理季題[季題] 雪しろ(ゆきしろ)[副題] 雪濁(ゆきにごり)寒気がゆるみ野山に積もった雪が急に解けて一時に川や海や野原へ溢れ出るものをいう。雪濁りは雪しろのため川や海が濁ることをいう。<例句>・雪しろの俳句 じわじわと川展げゆく雪濁り/西ア佐知・雪しろの俳句 大琵琶へ押し出してゐる雪濁/門田窓城・雪しろの俳句 雪しろや流れ豊に水車小屋/田村公平・雪しろの俳句 雪しろの音生み初むる神の滝/野田ゆたか