02-a-11
[季節] 初春(2月) 時候季題
[季題] 冱返る(いてかへる/いてかえる)
[副題] 凍返る(いてかへる/いてかえる)
寒戻る(かんもどる)
春になって暖かくなりかけたころに急に寒さが戻ってくることをいう。
再びの寒気によって心身の澄みわたるような感覚が呼び覚まされる。
一旦ゆるんだ凍てが再び元に戻ることを冱返るという。
冱返るの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 2月の時候俳句のページです。noda yutaka haiku 例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の俳句作家の有季・定型・旧仮名遣い韻文の伝統的俳句の歳時記です。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。大阪清月庵 大阪府枚方市 京都清月庵 京都府木津川市[季節][季節] 初春(2月)時候季題[季題] 冱返る(いてかへる/いてかえる)[副題] 凍返る(いてかへる/いてかえる)寒戻る(かんもどる) 春になって暖かくなりかけたころに急に寒さが戻ってくることをいう。再びの寒気によって心身の澄みわたるような感覚が呼び覚まされる。一旦ゆるんだ凍てが再び元に戻ることを冱返るという。<例句>/凍返るの俳句 被災地に凍返ることなかれかし 西ア佐知/冱返るの俳句 人気なき平城宮跡冱返る 松山寿美/凍返るの俳句 風止みて凍返る夜となりにけり 清水恵山/凍返るの俳句 水底の鮒みじろがず凍返る 石崎そうびん/冱返るの俳句 日浦まで風の尖りて凍返る 松山寿美/冱返るの俳句 冱返り冱返りつつ土ゆるむ 能口和子