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[季節] 晩冬(1月)          植物季題
 
[季題] 冬苺(ふゆいちご)
 
[副題] 寒苺(かんいちご)
 
 
 山地に野生するバラ科の常緑小低木の実で古くから冬苺と詠まれている。
 
 この冬苺は夏に白花をつけ冬に実を付け落葉の下から覗いている黄金色は可憐で美しい。
 
 古くは子供が実は食べたりしていたが今では食べる子供はいない。
 
 
<参考> 温室栽培されてクリスマスや正月用ケーキなどに用いられる
    オランダ苺は「温室苺・フレーム苺」などと詠まれ別題となる。
冬苺の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 晩冬(1月)植物季題[季題] 冬苺(ふゆいちご)[副題] 寒苺。山地に野生するバラ科の常緑小低木の実で古くから冬苺と詠まれている。この冬苺は夏に白花をつけ冬に実を付け落葉の下から覗いている黄金色は可憐で美しい。古くは子供が実は食べたりしていたが今では食べる子供はいない。<参考> 温室栽培されてクリスマスや正月用ケーキなどに用いられるオランダ苺は「温室苺・フレーム苺」などと詠まれ別題となる。<例句>/冬苺の俳句 色艶に見とれてをりし冬苺 土舘イサ/冬苺の俳句 み熊野へ木の根道あり冬苺 川崎郁子/冬苺の俳句 母の座は草葉の陰や冬苺 野田ゆたか/冬苺しやりしやり噛めば日の匂ひ 松山寿美