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[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)植物季題

[季題] 寒菊(かんぎく)

[副題] 冬菊(ふゆぎく)
 
 
 油菊を園芸化したもので秋の菊が盛りを過ぎたころから蕾をあげ初めて12月から1月ごろ黄色又は濃紅の花を開く。
 
 俳句では秋から遅れて菊が咲き残っているのを冬菊・寒菊として詠むことが多い。 
寒菊の俳句 清月俳句歳時記時候俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。 noda yutaka haiku [季題] 寒菊(かんぎく)[副題]冬菊(ふゆぎく)油菊を園芸化したもので秋の菊が盛りを過ぎたころから蕾をあげ初めて12月から1月ごろ黄色又は濃紅の花を開く。俳句では秋から遅れて菊が咲き残っているのを冬菊・寒菊として詠むことが多い。▼寒菊の俳句 寒菊や粉糠のかかる臼の端 松尾芭蕉▼寒菊の俳句 寒菊のさびしらの黄や巡礼塚 東 嘉子▼寒菊の俳句 寒菊の白極まりて乱れなし 藤戸寿枝▼寒菊の俳句 寒菊やぼけふうじてふ寺の苑 田中雍子▼寒菊の俳句 生くるとは挫折いくたび寒の菊 松山寿美▼寒菊の俳句 手折来し冬菊のある夕餉かな 有馬やよこ▼寒菊の俳句 寒菊や誉れ高きを競ひおり 山口美琴