01g-08
[季節] 晩冬(1月) 植物季題
[季題] 万両(まんりやう/まんりょう)
[副題] なし。
万両は千両よりも実が大きく豊かな感じがする。
色も少し沈んだ深紅で葉かげに集まってつき品もいい。
蹲踞のかたわらなど陰地を好む。
7月ごろ白花が散房状に下向きに垂れて咲き球形の果実が冬に深紅色に熟する。
千両とともに冬枯れの庭に彩りを添える。
万両の俳句 清月俳句歳時記植物俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩冬の俳句(1月の俳句) 植物季題 [季題] 万両(まんりやう/まんりょう) [副題] なし。 万両は千両よりも実が大きく豊かな感じがする。色も少し沈んだ深紅で葉かげに集まってつき品もいい。蹲踞のかたわらなど陰地を好む。 7月ごろ白花が散房状に下向きに垂れて咲き、球形の果実が冬、深紅色に熟する。千両とともに冬枯れの庭に彩りを添える。 万両の俳句 万両や実の深沈と古色めく 西崎佐知 万両の俳句 万両と言ふ名の豊か実にも葉も 土井木賊 万両の俳句 色乏し庭に万両紅豊か 梅田澄子 万両の俳句 我が心点す狭庭の実万両 岸野幸子 万両の俳句 万両やどのお茶室も閉されゐて 松阪久美子 万両の俳句 万両や竜安寺垣低く結ふ 田川栄 万両の俳句 万両や商家連らねし湊町 野田ゆたか