01g-06
[季節] 晩冬を主に三冬（１月を主に１１月から１月）植物季題
[季題] 冬薔薇（ふゆさうび／ふゆそうび）
[副題] 冬薔薇（ふゆばら）
寒薔薇（かんばら）
薔薇は初夏の季題であるが冬に咲く薔薇を「冬薔薇」という。
薔薇に冬薔薇という種類のものがあるのではなく四季咲きの薔薇で冬に咲いたものを冬薔薇という。
冬になるとすがれた茎に一輪真紅の花をつけている姿は野茨や盛りのころの薔薇の華やかさとは異なった風情がある。
冬薔薇の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 晩冬を主に三冬（１月を主に１１月から１月）植物季題[季題] 冬薔薇（ふゆさうび／ふゆそうび）[副題] 冬ばら（ふゆばら） 寒薔薇（かんばら）薔薇は初夏の季題であるが冬に咲く薔薇を「冬薔薇」という。薔薇に冬薔薇という種類のものがあるのではなく四季咲きの薔薇で冬に咲いたものを冬薔薇という。冬になるとすがれた茎に一輪真紅の花をつけている姿は野茨や盛りのころの薔薇の華やかさとは異なった風情がある。／冬薔薇の俳句 風に耐へ終の色解く冬薔薇 村上唯志／冬薔薇の俳句 冬薔薇を苛む風の日もすがら 西村舟津／冬薔薇の俳句 一輪の風に耐へゐる冬薔薇 長峰 勇／冬薔薇の俳句 人影の去りて静寂の冬薔薇 加納幸子／冬薔薇の俳句 冬薔薇や二十回目の婚記念 秋山英身／冬薔薇の俳句 輪を詰めて色深くなる寒薔薇 川上真太郎／冬薔薇の俳句 午後の日のいと艶やかに冬薔薇 鈴木かね／冬薔薇の俳句 珈琲の湯気立つ朝冬薔薇 池下よし子／冬薔薇の俳句 一ト抱へ冬薔薇買ひて小さき贅 池田幸恵／冬薔薇の俳句 冬薔薇沢に活けあり華燭の問 古田香澄／冬薔薇の俳句 お福分け一輪ずつの冬薔薇 保坂遭子／冬薔薇の俳句 身にひとつ宿る生命や冬薔薇 橋本幹夫／冬薔薇の俳句 冬薔薇棘切られて売られをり 金城博之／冬薔薇の俳句 冬そうび庭の一輪部屋に活く 山本青水／冬薔薇の俳句 花弁のどこかが傷み冬の薔薇 山縣伸義／冬薔薇の俳句 冬薔薇心を染める如立ちて 志村万香／冬薔薇の俳句 冬薔薇の咲ひて花瓶を探しけり 瀬尾睦夫／冬薔薇の俳句 凛として咲き残りたる冬薔薇 川村文香／冬薔薇の俳句 冬さうび挿して誕生祝ふ卓 野田ゆたか