01f-04
[季節] 晩冬(1月) 動物季題
[季題] 寒蜆(かんしじみ)
[副題] なし。
寒中に獲れる蜆を「寒蜆」といい身が締まり栄養価が高いといわれ好まれる。
蜆は・川・湖・沼に棲息するシジミ科の二枚貝の総称で大和蜆(宍道湖・十和田湖)・瀬田蜆(琵琶湖)・真蜆(全国の淡水河川)などが食用として有名。
俳句で単に「蜆」と詠むと蜆の獲れる盛期の春の季題となる。
寒蜆の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編/動物俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka haiku[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)動物季題[季題] 寒蜆(かんしじみ)[副題] なし。寒中に獲れる蜆を「寒蜆」といい身が締まり栄養価が高いといわれ好まれる。蜆は・川・湖・沼に棲息するシジミ科の二枚貝貝の総称で大和蜆(宍道湖・十和田湖)・瀬田蜆(琵琶湖)・真蜆(全国の淡水河川)などが食用として有名。俳句で単に「蜆」と詠むと蜆の獲れる盛期の春の季題となる。▼寒蜆の俳句 寒蜆掻に晴れきし湖の霧 舘野翔鶴▼寒蜆の俳句 神苑の小流れ小さき寒蜆 佐藤美和子▼寒蜆の俳句 大粒の寒の蜆の澄まし汁 長嶺勇▼寒蜆の俳句 神苑の水清らかに寒蜆 松阪久美子▼寒蜆の俳句 民宿の朝餉に熱き寒蜆 加藤哲夫▼寒蜆の俳句 早朝やしゃかしゃか湖に寒蜆 綾井美▼寒蜆の俳句 寒蜆持てる命の音を聞く 野田ゆたか