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[季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)動物季題
[季題] 寒鯉(かんごひ/かんごい)
[副題] なし。
寒中の鯉は動作が鈍くなり池沼の水底でじっとしている。
しかし暖かい日にはわずかであるが水面に姿を見せることがある。
この頃が滋養に富み美味だといわれ養殖された鯉の多くは寒に出荷される。
寒鯉の俳句 清月俳句歳時記時候俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。 noda yutaka haiku [季節] 晩冬を主に三冬(1月を主に11月から1月)動物季題[季題] 寒鯉(かんごひ/かんごい)[副題] なし。寒中の鯉は動作が鈍くなり池沼の水底でじっとしている。しかし暖かい日にはわずかであるが水面に姿を見せることがある。この頃が滋養に富み美味だといわれ養殖されて多くは寒に出荷される。▼寒鯉の俳句 みじろがぬ寒鯉の眼の動きたる 姉歯義ひろ▼寒の鯉の俳句 池底に泰然として寒の鯉 西川寿賀子▼寒鯉の俳句 とりあへず寒鯉を見に書院まで 貫野 浩▼寒の鯉の俳句 尾鰭しか見せてくれない寒の鯉 松岡推月▼寒鯉の俳句 寒鯉のかたまり沈む神の池 大畠宮子▼寒鯉の俳句 寒鯉のうごかぬ影の太さかな 有馬たく▼寒鯉の俳句 寒鯉の漆黒の目が恐ろしと 野田ゆたか