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[季節] 晩冬(1月)         生活季題
 
[季題] 寒晒(かんざらし)
 
[副題] 寒曝(かんざらし)
 

 一般的には穀物を寒の水に漬けて陰干しにして晒すことを言うが俳句では白玉粉の晒し作業をいう。
 
 白玉粉は
 @石臼でひいた糯米の粉を
 A寒の水で濁りがとれるまで5日間くらい毎日水を替えて曝し
 Bこれを布の袋に入れて絞って水分を取り去り
 C木箱や筵に広げて天日で乾かして出来上がる。
 
 現在は機械化され自家消費用のものぐらいしか見かけなくなった。
寒曝の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 晩冬(1月)生活季題[季題] 寒曝(かんざらし)[副題] 寒晒(かんざらし)一般的には穀物を寒の水に漬けて陰干しにして晒すことを言うが俳句では白玉粉の曝し作業をいう。白玉粉は@石臼でひいた糯米の粉をA寒の水で濁りがとれるまで5日間くらい毎日水を替えて曝しBこれを布の袋に入れて絞って水分を取り去り木箱や筵に広げて天日で乾かして出来上がる。現在は機械化され自家消費用のものぐらいしか見かけなくなった。/寒曝の俳句 米の粉のの刻流れゆく寒ざらし 野田ゆたか