01-d-05
[季節] 晩冬(1月) 生活季題
[季題] 探梅(たんばい)
[副題] 梅探る(うめさぐる)
晩冬に早咲の梅を探って山野を歩き回るのが探梅または探梅行という。
名所とされる梅林の花が咲き満ちているのを観るのとは趣を異にし探りあてた一輪二輪の梅を見るのはまことに趣が深い。
探梅の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 晩冬(1月)生活季題[季題] 探梅(たんばい)[副題] 探梅行(たんばいかう/たんばいこう)晩冬に早咲の梅を探って山野を歩き回るのが探梅または探梅行という。名所とされる梅林の花が咲き満ちているのを観るのとは趣を異にし探りあてた一輪二輪の梅を見るのはまことに趣が深い。副題『梅探る』の例句ページへ リンク/探梅の俳句 探梅の日和はすぐに翳りけり 松山寿美/探梅の俳句 探梅や山家はなべて籬結はず 西崎佐知/探梅の俳句 探梅の視野の遙かに海光る 稲福昌一/探梅の俳句 探梅やいつしか鳥の声の中 小笠原ひろみ/探梅の俳句 爺と婆降りて探梅無人駅 高橋泉也/探梅の俳句 探梅や岬山の道幾曲り 東 嘉子/探梅の俳句 探梅や鈴を鳴らして獣道 石崎そうびん/探梅の俳句 探梅や晶子の歌碑のやまともじ 池下よし子/探梅の俳句 探梅やいまは廃れし札所道 長田穂峰/探梅の俳句 探梅や記憶にありし一軒家 山口美琴/探梅の俳句 探梅や占りたる知己の住む辺り 伊藤知子/探梅の俳句 天守閣真向にして探梅行 山口広子/探梅の俳句 探梅の小さき橋を渡りけり 渡邉春生/探梅の俳句 探梅や赤あざやかな蕾かな 小川和子/探梅の俳句 幽かなる香りたよりに探梅す 水野良子/探梅の俳句 探梅行ダムの放流ありにけり 青木菅子/探梅の俳句 宮まいり探梅かねて家族連れ 中島季世/探梅の俳句 探梅や遠くに見ゆるゴルフ場 長田穂峰