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[季節] 晩冬(1月) 生活季題
[季題] 寒稽古(かんげいこ)
[副題] なし。
柔道・剣道・弓道などの武道を修める者が寒中の早朝まだ暗いうちに道場へ行き又は夜間寒気肌を刺すとき特別に稽古に励むことをいう。
警察官や消防官のなかには寒の朝の就勤前に数日間武道の稽古を行う人も居る。
また芸事にも寒稽古があるが別題の「寒復習(かんざらえ)」「寒声(かんごえ)」と詠まれる事が多い。
寒稽古の俳句 清月俳句歳時記生活俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 晩冬(1月) 季題 [季題] 寒稽古(かんげいこ) [副題] なし。 柔道、剣道、弓道などの武道を修める者が、寒中の早朝まだ暗いうちに道場へ行き、または、夜間寒気肌を刺すとき、特別に稽古に励むことをいう。 警察官や消防士などは朝、寒の数日間就勤前に各種武道の稽古をしているようだ。 また芸事にもいうが、別題の「寒復習(かんざらえ)」「寒声(かんごえ)」と詠まれる事が多い。/寒稽古の俳句 社頭の儀よりはじまれり寒稽古 舘野翔鶴/寒稽古の俳句 丹田に古りし黒帯寒稽古 稲福昌一/寒稽古の俳句 寒稽古きりりと締めし面の紐 林雄次郎/寒稽古の俳句 寒稽古面を外せば好々爺 長峰 勇/寒稽古の俳句 蹲踞して内なる闘志寒稽古 布野 壽/寒稽古の俳句 平家の裔凛と弓ひく寒稽古 迫間喜美子/寒稽古の俳句 寒稽古真赤なシャツが駆け回る 加藤ひかり/寒稽古の俳句 寒稽古眼鏡の曇り拭ひをり 今関晴雄/寒稽古の俳句 学園に掛声ひびく寒げいこ 松阪久美子/寒稽古の俳句 老いてなほ初心忘れず寒稽古 堤二青/寒稽古の俳句 寒稽古恩師の気合奮ひ立つ 後藤允孝/寒稽古の俳句 舟底の淦汲み漕ぐも寒稽古 田村公平/寒稽古の俳句 師に倣ひ神殿に礼寒稽古 橋本幹夫/寒稽古の俳句 寒稽古踏み込む一歩空を斬る 水野良子/寒稽古の俳句 寒稽古黄色い声に励まされ 中薗 清/寒稽古の俳句 剣道の極意をみがく寒稽古 和泉清一/寒稽古の俳句 寒げいこ竹刀交へて触発す 野田ゆたか/寒稽古の俳句 羽目板に響く気合や寒稽古 石崎そうびん