01-a-07
[季節] 晩冬(1月20日ごろ) 時候季題
[季題] 大寒(だいかん)
[副題] なし。
1月20日ごろ。
二十四節季の一つ小寒から数えて15日目。
気候的にも一年で最も気温が低い時期である。
大寒の俳句 清月俳句歳時記時候俳句1月のページです。例句は、有季定型俳句・旧仮名遣い・伝統俳句をアップしています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。noda yutaka [季節] 晩冬(1月20日ごろ)時候季題[季題] 大寒(だいかん)[副題] なし。1月20日ごろ。二十四節季の一つ、小寒から数えて十五日目。機構的にも一年で最も気温が低い時期である。▼大寒の俳句 大寒や靴音硬き月の径 西ア佐知▼大寒の俳句 大寒の肌さす風の堅さかな 松葉律子▼大寒の俳句 大寒や湖畔の宿の朝風呂に 和泉清一▼大寒の俳句 大寒や何処かガラスの割れる音 林雄次郎▼大寒の俳句 大寒の星のまたたき尖りをり 宇都宮美智子▼大寒の俳句 大寒の月厳として日本海 水野良子▼大寒の俳句 大寒の水を豊かに酒米磨ぐ 掘口まゆみ▼大寒の俳句 大寒を笑つてゐたる阿弥陀仏 橋本典子▼大寒の俳句 大寒や友の訃報をしばし掌に 阿部和雄▼大寒の俳句 大寒や電話で済ます事多し 山根佐与子▼大寒の俳句 大寒やコツコツ刻む万歩計 奥野品子▼大寒の俳句 大寒や箔貼る翁息詰めて 石崎そうびん▼大寒の俳句 大寒に入る大琵琶の波高し 橋本正勝▼大寒の俳句 大寒や猫寄り添ひて膝の上 原口澄子▼大寒の俳句 大寒や夜の強歩に気合入れ 山口広子▼大寒の俳句 大寒や山の狭間に火の夕日 市原遊亀▼大寒の俳句 大寒や検査結果を待つ木椅子 小川和子▼大寒の俳句 大寒に励むリハビリ杖の姉 青木菅子▼大寒の俳句 大寒の天睨み据え鬼瓦 北井古石▼大寒の俳句 大寒の浜に号令調整す 野田ゆたか