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[季節] 新年(1月7日) 植物季題
[季題] 若菜(わかな)
[副題] 若菜摘(わかなつみ)
春の七種の総称である。古典的な気分がある。
古くは宮中で正月の初の子の日に内蔵寮・内膳司からその年の7種の新菜を羹(あつもの)として奉ったもの。
万病を除くといわれ後に7日の七種行事となったもの。
春の七種=芹・薺・御形・はこべら・仏の座・すずな・すずしろ
若菜の俳句歳時記 清月俳句歳時記新年の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 新年(1月7日) 植物季題 [季題] 若菜(わかな) [副題] 若菜摘(わかなつみ) 春の七草の総称である。古典的な気分がある。 古くは、宮中で、正月の初の子の日に、内蔵寮・内膳司からその年の7種の新菜を羹(あつもの)として奉ったもの。万病を除くといわれ、後に7日の七種行事となった。 若菜の俳句 蒟蒻にけふは売かつ若菜哉 松尾芭蕉 七種摘みの俳句 神の井に七種摘みし手を洗ふ 近藤清女 若菜の俳句 若菜摘めぐれる前に海展け 藤戸寿枝 若菜摘みの俳句 道祖神賽し七種摘みにけり 長田穂峰 若菜の俳句 一人来て一握り摘む若菜かな 小笠原ひろみ 七種摘むの俳句 野を巡り七種摘みし頃偲ぶ 正木和子 若菜摘むの俳句 若菜摘む野に広げたる歌ごころ 野田ゆたか