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[季節] 新年(1月10日)      行事季題
 
[季題] 宝恵駕(ほゑかご/ほえかご)
 
[副題] 戎籠(えびすかご)

 
 大阪の南新地の芸妓たちが十日戎の今宮戎神社に乗って参詣する駕籠をいう。
 
 昔は南新地に5つの花街があり競って駕籠を出した。
 
 駕籠の四柱を紅白の布で巻き・提灯を下げて新調の衣装に身を包んだ芸妓が友禅の座蒲団に深々と身を沈めて神社を往復する。
 
 駕籠を担ぐのは揃いの衣装の幇間たちで「ほいかご・ほいかご」の掛け声で練り歩き参詣人や町の人の目をひいた。
 
 
 
 
 
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宝恵駕の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 新年(1月10日)行事季題[季題] 宝恵駕(ほゑかご/ほえかご)[副題] 戎籠(えびすかご) 大阪の南新地の芸妓たちが十日戎の今宮戎神社に乗って参詣する駕籠をいう。昔は南新地に5つの花街があり競って駕籠を出した。駕籠の四柱を紅白の布で巻き・提灯を下げて新調の衣装に身を包んだ芸妓が友禅の座蒲団に深々と身を沈めて神社を往復する。駕籠を担ぐのは揃いの衣装の幇間たちで「ほいかご・ほいかご」の掛け声で練り歩き参詣人や町の人の目をひいた。 /宝恵駕の俳句 宝恵駕に宗右衛門町まだ覚めず 舘野翔鶴/宝恵駕の俳句 縋り緒の二の腕眩し戎籠 稲福昌一/宝恵駕の俳句 宮入の半里の道を恵方籠と 岩本かず子