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[季節] 新年             生活季題
 
[季題] 福引(ふくびき)
 
[副題] 宝引(ほうびき)
 
 
 正月に二人で一つの餅を引き合ってちぎれた餅の多少によってその年の禍福を占うことを福引といった。
 
 現在では籤を引いてさまざまな品物を取り合うものをいっている。
 
 これは数本の長い糸のうちの一本に木槌又は橙を結びつけそれを束ねて手に持ち端を引かせて引き当てた者を勝ちとする宝引が変化したものという。
 
 現在の家庭などでは優劣を付けた品物をくじ引きで当て取る方法の福引きが多い。
福引の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 新年 生活季題[季題] 福引(ふくびき)[副題] 宝引(ほうびき)正月に二人で一つの餅を引き合ってちぎれた餅の多少によってその年の禍福を占うことを福引といった。現在では籤を引いてさまざまな品物を取り合うものをいっている。これは数本の長い糸のうちの一本に木槌又は橙を結びつけそれを束ねて手に持ち端を引かせて引き当てた者を勝ちとする宝引が変化したものという。現在の家庭などでは優劣を付けた品物をくじ引きで当て取る方法の福引きが多い。/福引の俳句 福引の意外な福を囃しけり 舘野翔鶴/福引の俳句 福引の子らの騒げる大当り 野田ゆたか