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[季節] 新年             生活季題

[季題] 懸想文(けさうぶみ/けそうぶみ)

[副題] 懸想文(けさうぶん/けそうぶん)
 
 
 江戸時代の京都で・正月に懸想文売りが梅の小枝に結びつけて売り歩いた艶書の体裁にした結び文のこと。
 
 のち細い畳紙の中に洗米2〜3粒を入れものが男女の良縁を得る縁起物として売られた。
 
 現在は縁結びの神様の「須賀神社(京都市左京区)」で2月の節分神事の懸想文売りが有名。
 
 昔・立春暦の大晦日から正月にかけて売り出されるものであったので今でも俳句では新年の題として詠まれる。
須賀神社の懸想文売り
けそうぶみの俳句 haiku new year 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年 生活季題[季題] 懸想文(けさうぶみ/けそうぶみ)[副題] 懸想文(けさうぶん/けそうぶん)江戸時代の京都で・正月に懸想文売りが梅の小枝に結びつけて売り歩いた艶書の体裁にした結び文のこと。のち細い畳紙の中に洗米2〜3粒を入れ男女の良縁を得る縁起としたもの。現在では縁結びの神様の「須賀神社(京都市左京区聖護院円頓美町1)で二月の節分神事の懸想文売りが有名。昔・立春暦の大晦日から正月にかけて売り出されるもので俳句では今でも新年の題として詠まれる。懸想文の俳句 懸想文回し読みもし和む句座 伊藤悦子・懸想文の俳句 懸想文雅に固く結ばれて 岸野幸子・懸想文の俳句 懸想文買はんと若き娘の並び 水野恵以・懸想文の俳句 ときめきも失せし齢や懸想文 田川栄