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[季節] 新年(1月初旬) 生活季題
[季題] 初糶(はつぜり)
[副題] 初市(はついち)
新年初めて開く魚・青果・生花などの糶市をいう。
4日又は5日に行われる所が多い。
この日は祝儀相場といって買手の方で買値を弾んだりしてお祝い気分に包まれる。
せりの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年(1月)生活季題[季題] 初糶(はつせり)[副題] 初市(はついち)新年初めて開く魚・青果・生花などの糶市をいう。4日・5日に行われる所が多い。この日は祝儀相場といって買手の方で買値を弾んだりしてお祝い気分に包まれる。<例句>▼初せりの俳句 初糶や鮪またぎて品定め 吉井竹志▼初糶の俳句 初糶の福呼ぶ五指の勢ひけり 吉野濃菊▼初せりの俳句 初糶や手締に湧けり魚市場 宇都宮美智子▼せりの俳句 初糶や仲買人の声ひびく 前田甲山▼競りの俳句 初糶や祝儀相場の安からず 野田ゆたか/初せりの俳句 祝儀値の飛び交ふ雑魚場糶始 村上唯志