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[季節] 新年(1月1日) 生活季題
[季題] 若水(わかみづ/わかみず)
[副題] 若井(わかゐ/わかい)
元日の早暁に汲む水で・歳神に供え・口をすすぎ・雑煮などの料理に用い・福茶を沸かしたりする。
古くは宮中で立春(立春暦の元日)の朝に汲む水のことをいった。
若水を汲むのは一般に年男の役目であるが地方によっては女性が汲む所もある。
若水は身なりを改め厳粛な気持ちで井戸に赴き水神に餅や米を供えて汲まれる。
また元日早朝に年男が海水を汲んできて神に供える地方もあるという。
若水の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年(1月1日)生活季題[季題] 若水(わかみづ/わかみず)[副題] 若井(わかゐ/わかい)元日の早暁に汲む水で・歳神に供え・口をすすいだり・雑煮などの料理に用いたり・福茶を沸かしたりする。古くは宮中で立春(立春暦の元日)の朝に汲む水のことをいった。若水を汲むのは一般に年男の役目であるが地方によっては女性が汲む所もある。若水は身なりを改め厳粛な気持ちで井戸に赴き水神に餅や米を供えて汲まれる。また元日早朝に年男が海水を汲んできて神に供える地方もあるという。<例句>▼若水の俳句 掬びけり天の眞名井の若水を 山口正秋▼若水の俳句 若水を一口去年の酔醒ます 稲福昌一▼若水の俳句 若水や釣瓶の重き神の井戸 横田寿賀子▼若水の俳句 若水や娘の点前戴だきぬ 三浦光芳▼若水の俳句 若水や豊かに溢る和紙の里 堀尾早苗