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[季節] 新年(1月)         生活季題

[季題] 謡初(うたひぞめ/うたいぞめ)
 
[副題] 初謡(はつうたひ/はつうたい)
 
 
 新年に初めて謡曲を謡うこと。

 江戸時代には正月3日に江戸城中で行われこれを松囃子といった。

 この日大名が登城し御三家と将軍の杯ごとの時観世太夫が拝伏しながら「四海波」の小謡を謡ったという。
謡初の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編 新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年(1月)生活季題[季題]謡初(うたひぞめ/うたいぞめ)[副題]初謡(はつうたひ/はつうたい)新年に初めて謡曲を謡うこと。江戸時代には正月3日に江戸城中で行われこれを松囃子といった。この日大名が登城し御三家と将軍の杯ごとの時観世太夫が拝伏しながら「四海波」の小謡を謡ったという。
<例句>謡初の俳句 一献を乾して傘寿の謡初 山田行恵。謡初の俳句 鶴亀の曲朗々と謡初 前川嘉風。初謡の俳句 集ひ来て声響き合ふ初謡 笹井美和子。謡初の俳句 見台に着く衣擦や謡初 小笠原ひろみ。謡初の俳句 老いてなほ声張り上げて謡初 清水恵山。