00-d-28
[季節] 新年 生活季題
[季題] 読初(よみぞめ)
[副題] なし。
新年に初めて読書をすることをいう。
宮中の「講書始」の行事が一般に広まったものでかつては漢詩などが音読されていた。
現在では音読する人も無くなり各自が好きな書物を黙読するようになった。
<余談>
ある歌人は歌集の音読読初をされていました。
この歳時記の編纂者の近年の読初は俳句集の句10句ほど
を音読をした後その外の句を黙読しています。
[季節]新年生活季題[季題]読初(よみぞめ)新年に初めて読書をすることをい。宮中の「講書始」の行事が一般に広まったもの。かつては漢詩などが音読されていた。現在では音読する習慣が無くなり各自が好きな書物を読むようになった。▼読初の俳句 仏典を説く僧に従き読始む 松山寿美▼読初の俳句 客送りひと刻得たる読始 南部静季▼読初の俳句 図書館で借りし句集を読初す 井川芳子▼読初の俳句 読初や綺麗に磨く虫眼鏡 石崎そうびん▼読初の俳句 抱へ来て大歳時記を読始 田川 栄▼読初の俳句 読初や身体の一部てふ眼鏡 田中由美子▼読初の俳句 例年の読初なりし芭蕉の句 野田ゆたか▼読初の俳句歳時記 haiku aijiki noda yutaka 清月俳句歳時記新年の俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。<余談>ある歌人は歌集の音読読初をされていました。この歳時記の編纂者の近年の読初は俳句集の句10句ほどを音読をした後その外の句を黙読するようになった。