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[季節] 新年 生活季題
[季題] 春著(はるぎ)
[副題] 春着(はるぎ)
正月用に用意した晴れ着。
春着を着て紅などをさしてもらった幼児や女性達の春着姿は正月らしい華やかな風情である。
正月は外出時だけでなく家庭内でも改まった衣装を身に着け賀客と応対した。
春着の俳句 清月俳句歳時記新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年生活季題[季題] 春着(はるぎ)[副題] なし正月用に用意した晴れ着。春着を着て紅などをさしてもらった幼児や女性達の春着姿は正月らしい華やかな風情である正月は外出時だけでなく家庭内でも改まった衣装を身に着け、賀客らと応対した。春着の俳句 見違へる時代変りの春著の娘 土井木賊春着の俳句 春著の子少し背伸びの顔となる 和泉清一春着の俳句 春著著て鏡の前を動かぬ子 松山寿美春着の俳句 お茶室に華やぎ並ぶ春著の娘 松阪久美子春着の俳句 春著来て古稀祝はれる食事会 佐藤美和子春着の俳句 人は人我の春著は洋服に 土舘イサ春着の俳句 身に馴染む母の遺愛の春著かな 岸野幸子春着の俳句 高だかと髪結ひあげて春著かな 橘川重春着の俳句 玉砂利の音さくさくと春著の娘 戸本文雄春着の俳句 三面鏡春著の色を溢れしむ 山本とも江春着の俳句 畳紙解き春著の彩にときめきぬ 水野良子春着の俳句 紅少し差して春著のおちょぼ口 川上真太郎春着の俳句 いつもとは仕草も変る春著の娘 竹中三津子春着の俳句 嬉しさを隠しきれずに春著の子 竹内恵美子春着の俳句 春著の娘携帯電話氣にしつつ 能口和子春着の俳句 春著着て母の背丈に届きし娘 本郷智子春着の俳句 春著着てはしゃぐ曾孫と広前に 吉岡英子春着の俳句 空仰ぎそと出ためらふ春著の子 嶋きさ子春着の俳句 春着着る嬉しさ顔や手や足に 野田ゆたか