00-d-21
[季節] 新年 生活季題
[季題] 初夢(はつゆめ)
[副題] なし。
古くは正月2日の夜から3日の朝にかけてに見る夢をいった。
現在では元日の夜から2日の朝にかけて見る夢を初夢という場合が多い。
吉夢であることを願って枕の下に宝船の絵を敷いて寝る。
また悪夢を夢食いの貘に食わせてしまうといって貘の絵を敷いて寝たりもする。
「一富士・二鷹・三なすび」がめでたい夢の順番でよい夢を見ればその年は幸運が授かるとされた。
初夢の俳句 清月俳句歳時記新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年生活季題[季題] 初夢(はつゆめ)[副題] なし正月2日の夜から3日の朝にかけてに見る夢をいう。ただし江戸では大晦日の夜、京坂では節分の夜の夢を初夢といった現在では元日の夜から2日の朝にかけて見る夢を初夢という場合が多い吉夢であることを願って枕の下に宝船の絵を敷いて寝る。また悪夢を夢食いの貘に食わせてしまうといって貘の絵を敷いて寝たりもした「一富士、二鷹、三なすび」がめでたい夢の順番で、よい夢を見れば、その年は幸運が授かるとされた。初夢の俳句 初夢の故里限りなく若し 門田窓城初夢の俳句 初夢や亡き母の顔若きまま 姉歯義ひろ初夢の俳句 初夢や大漁旗の翩翩と 樋口千恵初夢の俳句 初夢の何やらうれしよき目覚 青木菅子初夢の俳句 初夢かしらとも思ふ子の寝顔 栗林清瑶初夢の俳句 初夢を忘れて眩し竹の青 松山寿美初夢の俳句 初夢の我は健脚神戸まで 野田ゆたか/初夢の俳句 初夢や野良着姿の父に遭ふ 高橋泉也/初夢の俳句 初夢のディズニーシーで見得を切り 木村宏一/初夢の俳句 語り合ふ初夢少し大げさに 豊後達緒/初夢の俳句 初夢や期待すれども繋がらず 及川輝子/初夢の俳句 初夢に軍服を着し父立てり 菅沼良子/初夢の俳句 初夢の定かにあらず目覚めけり 大場比奈子/初夢の俳句 初夢に万里の長城上りをり 大西吉子