00-d-17
[季節] 新年(1月1日) 生活季題
[季題] 初暦(はつごよみ)
[副題] なし。
昔の暦は京都の大経師暦・伊勢神宮の伊勢暦・江戸の江戸暦など各地に特色あるものがあり年末に売られた。
これを新年に使い始めることを初暦といった。
最近では企業や俳句協会など各種団体が作る美しい絵や趣向を凝らしたカレンダーなどがある。
初暦の俳句 清月俳句歳時記新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年生活季題[季題] 初暦(はつごよみ)[副題] なし昔の暦は京都の大経師暦、伊勢神宮の伊勢暦、江戸の江戸暦など、各地に特色あるものがあり、年末に売られた。これを新年に使い始めることを初暦といった。最近では企業や俳句協会など各種団体が作る美しい絵や趣向を凝らしたカレンダーなどがある。/初暦の俳句 佳きことの潜みゐるかや初暦 西崎佐知/初暦の俳句 巻きくせを解く期待や初暦 松山寿美/初暦の俳句 初暦まづ試験日に星印 秋山英身/初暦の俳句 虚子の句に話題が嬉し初暦 南部静季/初暦の俳句 巻きぐせの反りまだ残る初暦 戸塚みほ/初暦の俳句 初暦めくりて来る日期待もし 加納幸子/初暦の俳句 記念日に印をつけて初暦 清水恵山/初暦の俳句 初暦佛語の一句指針とす 土舘イサ/初暦の俳句 書きとめる事はや多く初暦 樋口千恵/初暦の俳句 運勢を気づかひ開く初暦 阿形公枝/初暦の俳句 老いの夢一つ膨らむ初暦 三浦光芳/初暦の俳句 初暦予定書き込む幸せを 山口広子/初暦の俳句 真っ先に句会を記す初暦 森本順子/初暦の俳句 初暦堂々懸かる虚子の筆 青木菅子/初暦の俳句 新暦はや一杯の予定あり 瀧尻久美子/初暦の俳句 夫も子も運気好調初ごよみ 竹中三津子/初暦の俳句 初暦九紫火星を先づ繰りぬ 東 嘉子/初暦の俳句 初暦恙なき身を祈りけり 堀尾早苗/初暦の俳句 初暦あゆ解禁の日を囲ふ 野田ゆたか