00-d-10
[季節] 新年 生活季題
[季題] 注連飾(しめかざり)
[副題] なし。
注連縄の「しめ」は占めるの意で神が占有している場所を明らかにする縄である。
左綯いにこしらえ7本・5本・3本の順に藁の切下げを垂らすので「七五三縄」とも書く。
切下げの間には白紙で作った幣を添える。
正月の注連縄は「年縄」ともいわれる。
不浄を避けて蓄えられた新藁を身を清めて綯う。
その形状によって牛蒡注連・大根注連などの名があり年棚・神棚をはじめ台所や玄関などそれぞれにふさわしいものをかけて正月を迎える。
注連飾の俳句 清月俳句歳時記新年の生活俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者の野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 新年 生活季題[季題] 注連飾(しめかざり)[副題] なし注連縄の「しめ」は、占めるの意で、神が占有している場所を明らかにする縄である。左綯いにこしらえ、7本、5本、3本の順に藁の切り下げを垂らすので「七五三縄」とも書く切り下げの間には白紙で作った幣を添える。正月の注連縄は「年縄」ともいわれる。不浄を避けて蓄えられた新藁を身を清めて綯う。その形状によって牛蒡注連・大根注連などの名があり、年棚・神棚をはじめ、台所、玄関などそれぞれにふさわしいものをかけて正月を迎える。注連飾の俳句 里を守る注連新しき夫婦杉 正木和子注連飾の俳句 夫婦鯛つけ鰤舟の注連飾 若林柾矢注連飾の俳句 蓋閉ざし神の古井の注連飾る 藤戸寿枝注連飾の俳句 陀羅尼助煮る大釜も注連飾 山本とも江注連飾の俳句 めでたさや注連に雀の来る気配 林雄次郎注連飾の俳句 幹太き連理の賢木注連飾る 松葉律子注連飾の俳句 職退きて小振りとなりぬ注連飾 野田ゆたか/注連飾の俳句 大注連を張りたる社家の冠木門 村上唯志/注連飾の俳句 注連飾る奈良町低き軒連ね 西村舟津/注連飾の俳句 眼福や大注連飾る夫婦岩 岩井純子/注連飾の俳句 アパートやひと部屋ごとに注連飾 橘川 重/注連飾の俳句 借老や初めて綯ひし注連飾る 高橋泉也/注連飾の俳句 銅の臥牛の首に注連飾 水野恵以/注連飾の俳句 搗き古りし世世の大臼注連飾る 西岡甲子/注連飾の俳句 あらたまの注連新しきさざれ石 田川 栄