5/7
林雄次郎句集「斑雪」の第5ページ 暑の俳句 転々と室移りして暑に耐ふる 林雄次郎。昼寝の俳句 昼寝覚五体に予知しやほら立つ 林雄次郎。古酒の俳句 古酒に酔ひ昭和謳歌のフォーク和す 林雄次郎。曼珠沙華の俳句 身を寄せて燃え尽きんとす曼珠沙華 林雄次郎。暮の秋の俳句 独り言多くなりけり暮の秋 林雄次郎。鰯雲の俳句 まほろばの天の限りに鰯雲 林雄次郎。