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林雄次郎インターネット第5句集「余生」の第あ頁です。鰯雲の俳句 遅々なるも流れ止めず鰯雲 林雄次郎の俳句。松手入れの俳句 声止んで佳境に入りし松手入 林雄次郎の俳句。芒の俳句 風たちて多弁となりし尾花かな 林雄次郎の俳句。柿の秋の俳句 寺の名の駅に降りたつ柿の秋 林雄次郎の俳句。初時雨の俳句 夕暮るる隠居の坊に初時雨 林雄次郎の俳句。着ぶくれの俳句 著ぶくれし寡黙の人を信じをり 林雄次郎の俳句。