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大阪府吹田市在住俳人 池下よし子の第5句集「春の雪」の第6ページです。/黄落の俳句 黄落や崩れゆくものみな愛し/身に入むの俳句 身に入むや塔を支ふる天邪鬼/玄冬の俳句 玄冬の雨に消えたる桜島/数え日の俳句 数へ日やメモを片手の押すカート/初笑の俳句 総領のをのこ踊るや初笑/福袋の俳句 福袋手にいつぱいの三日かな