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大阪府吹田市在住俳人 池下よし子の第5句集「春の雪」の第4ページです。/鯖の俳句 青鯖に塩たつぷりと船場汁/稲の秋の俳句 比良仰ぐ生水の郷や稲の秋/空蝉の俳句 空蝉の夕日に透ける琥珀玉/秋扇の俳句 遅れ来て手もとせはしき秋扇/木犀の俳句 金木犀路地いつせいに匂ひ初む/秋高しの俳句 拓本の歌碑打つたんぽ秋高し