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村上唯志句集「御神火」の第5ページ/墓参の俳句 閼伽井戸の日がな賑ふ墓参かな 村上唯志/水喧嘩の俳句 水喧嘩ありたる村の過疎進む 村上唯志/朝顔の俳句 朝顔の軒に咲き垂れ行者宿 村上唯志/盆の月の俳句 血縁の絶えし故郷盆の月 村上唯志/月の俳句 渡船乗りつぎ潮騒の月に泊つ 村上唯志/浜木綿の俳句 浜木綿は実に不定期の渡船着く